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旧石井・朝吹邸跡地開発の公聴会 

葉山では「音羽楼跡地」に続き、「石井・朝吹邸跡地」もまた趣のある木々が形成する豊かな樹林帯が一本残らず伐採され、宅地造成されるという開発の対象になり、その期日がせまっています。
それらはいまや数少ない葉山の住宅地の中の樹林帯としてたいせつな存在です。

石井邸1石井邸2

長年木々たちの与えてくれる力に支えられ、助けられ、暮らしてきた
周辺住民はなんとか既存樹木を残せないものか、と町に掛け合い、
様々な方法を模索してきましたが、町は無策でした。
葉山まちづくり条例では緑地はまったく守られないようになっているのです。
この地区は「近郊緑地保全区域」に指定されている所でもあり、
であるならば、木々の伐採は当然許されていないだろう、と
住民は期待を持って条項を見てみるのですが、
現在の葉山町には既存樹木を守れる制度はナイ!に等しいのです。
緑地保全区域指定の意味っていったい??

したがって、法的にはこの開発には何も落ち度がないのです。
ましてや他人の財産であり、口をはさめる権利などなく。

けれどもわたしたちがこういった開発行為に異議を唱えるのは
周辺の緑が無くなることの衝撃はもちろん一番大きいのですが、
こういうことがこの先も続いていっていいのか、という地球に生きる
生命体の一員としての危機感を無意識裡にも感じ取っているからではないでしょうか。決して自分たちの周辺だけに意識を向けているのではない、そのレベルに住民はいるでしょう。まちづくりの基本の思想を問うているのですが、行政がついていけていないのです。
もちろん住民サイドも自らへの規制が必要なのはいうまでもありません。

これからの人の暮らしはすでにそこにある優れた環境との、かしこい、
センスのある折り合い、クリエイティブな活かし合いこそが必要で、そうしたものを’今の地球人’は実は直感的に心底望んでいるのだと思います。

そこにある、そのままで素晴らしい、あることで多くの生き物に安らぎを与えてくれる環境が、お金だけのためにある日、永遠に失われる。
木も命を持ったたいせつな一員。野鳥や昆虫や猫たちが長年つくり出してきた、人間のものだけではない緑の空間。
人間が頭の中で考え図面を引いた小さな景観に囲まれているなかで、このような永らく人の手を離れ、自然の姿に戻りつつある場が存在してくれていることは、私たち生物には計ることができないほど大事なことなんだと思います。それがいままですぐ近くにあったことにはとても感謝しています。
伐られる木々たちのために祈ります。

わずかな、でもわたしたちには手の届かない、お金というもののために
すべて潰し、即成で粗悪なものへと変えてしまう、安易な経済活動の成り立ち、その根本に誰もがおおいに疑問を感じていることでしょう。
すぐそばの今回の開発をきっかけに、あらためてヒトが地球で暮らしていくことの意味、あるべき豊かな共存の姿を考えさせられます。


旧石井・朝吹邸跡地開発の公聴会

2/16(土)2:00~
@下山口会館
 


公聴会はこれまで葉山町では一度開かれただけで、今回が2度目です。公聴会とは町の仲介のもとで、開発業者と住民代表がそれぞれの立場で意見陳述し、町長は後日意見陳述結果を踏まえ、開発に同意するかを決定します。今回のことは今後のまちづくり条例改正や景観条例の内容に影響を与えるでしょう。

町民ならどなたでも参加できます。
この日に発言できるのは意見陳述書提出者だけなのですが
傍聴だけなら当日来ていただくだけでOKです。
出席だけでも町の姿勢を問う表明になると思います。
どうかたくさんの方のご臨席をよろしくお願いいたします。

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